別冊とっしーぱんち

IT技術系、Ruby関連、プログラミングお役立ち

自作のRubyGemの公開準備を進めています。

タイトルの通り、現在初の自作RubyGemの製作作業を進めています。ドキュメントをもう少し書き足したら初版?としてRubyGemsに登録してみます。なにぶんはじめてなので、作法がよくわからずつまずく可能性が高めですが、無事公開できたらまた改めてこのブログで紹介する予定です。

今回はそんなRubyGemについてのお話です。

RubyGemというもの

RubyGemというのは、Rubyでプログラミング開発に使用できる、あらかじめ用意された便利なプログラム部品集のようなものです。Webアプリケーションを一から作るのは大変ですが、RubyonRaisというgemを利用すればたくさんの部品が用意されているので比較的簡単に作り上げることができる、みたいな感じです。

おそらく最も有名なgemはRubyonRails

RubyonRailsのような超有名なgemは、開発自体も実際のビジネス現場にも使われていて、RubyonRailsを扱う書籍やプログラミングスクールなどなど、教材の数もすごいです。GitHubで覗いてみると、利用者数(Users)はGitHubの登録数だけで180万人以上、開発者数も4,500人(Contributer)超います。すごすぎますね。。有名すぎるのでgemという存在を少し超越している感あります。

Gemは、誰でも利用・登録することができます。しかも無料です。

だからといって、誰しもがRubyonRailsのような超大作を登録しているわけではなく、個人製作のちょっとした便利な部品も登録、公開することができます。正確な数はわからないのですが、むしろこのような小規模の作品もかなり多いという印象です。ちなみに登録されているGemの数を見てみると、173,669。公開しているユーザーの数は171,362でした。


そして、RubyGemsに登録してなくても、自分のGemを公開していなくても、既存のGemたちは誰でも利用することができます。しかも無料です。さきほどRubyonRailsも無料で使うことができます。一方的に無料で便利な部品集を手に入れて自分のプログラム開発をすばやく進めることができるなんて、なんだか申し訳ない感じもしないでもないですが、後から請求されるわけでもないです。どんどん遠慮なく使ってOKなのです。ほとんどの場合、ソフトウェアライセンスというドキュメントにこういう使い方はOK、これはダメみたいなことが書かれています。この辺の紹介はまたの機会に。

と紹介しておいて登録していないのも説得力に欠けるので自分で登録してみることに

ここで冒頭の話に戻るのですが、誰でも登録できるということを紹介しておいて、自分で登録していないのもなんだかなあという気がしていたので、この機会にRubyGemsに登録してみよう!となったのが今回の経緯です。なにぶん手慣れてないのでこうやって公開すればいい!みたいな紹介はできないかもですが、このくらいの作業量で公開できるんだ!とか雰囲気をつかんでもらえるような感じの紹介ができればと思いますので、もうしばらくおまちください。