前回、自作のRubyGemの公開準備を進めていますで作っていたGemを、やっと公開することができました。
RubyGemsのサイトに飛んでもらって、paapi_miniと検索すると出てきます。感動。
Gemの内容としては、Amazonの商品検索をRubyから行えるというものです。事の発端とか経緯については、雑記ブログのこの記事とかこの記事を読んでみていただければと思います。
Gem公開でやったこと
ざっと書き上げるとこんな感じになります。
- Gem用のGitHubリポジトリを作る。
- あたらしいリポジトリにコードを移植する。
- RubyGemsのアカウントを作る。
- Gem公開用の設定を書く。
- Gemをビルドする。
- ビルドしたGemをRubyGemsにPushする。
一度できてしまえばなんてことないですが、やはり初めて取り組んでみると妙に時間がかかってしまいました。あとどこで見かけたのか失念してしまったのですが、Gemとして公開するときは英語のドキュメントを書くのが良い。みたいなのを見かけたので日本語で書いてあったものを英語に翻訳するなどしてみました。
といっても、ほとんどがDeepL翻訳だったりもします。そして、英語になることを意識して文字を書いてると、日本語文章が途端にカタコトになり始めるという現象に襲われたりもしました。余談ですが、日本語って文法は適当に書いても、なんとなく意味通じちゃうから、文法の柔軟性すごいですよね。
公開したといっても、わからないところはたくさんあります。
わからないことはたくさんあって、例えばバージョンアップ番号の上げ方もよくわかってなかったり。0.1.2として公開してますが、実情は恐る恐る下一桁を更新してみているだけです。真ん中のバージョンを上げるタイミング全然わからないけど多分機能追加したときがいいっぽい。このへんドキュメントにも載っていそうなので再度読み直してみたいと思います。
なぜかダウンロードされている。
知名度も宣伝力も0に関わらず、公開した瞬間から少しずつダウンロードされているようです。今200ぐらい。全く使われないよりは100万倍嬉しいのですが、どうやって存在を知ったのかわからず少し怖い。でも嬉しい。みたいな気持ちです。
Gemを公開するというのが、Rubyの楽しみのひとつかも
個人的にはGem作り面白い!というのが初公開の感想で、RubyのものづくりとしてGem作るってのは全然ありだなと思います。やってみた感じ思ったより敷居は低いです。例えばRailsでWebサービスを公開するよりもお手軽に思います。
そのわりに、初めて公開したときの達成感だったり、公開後にダウンロード数がじんわり増えていく嬉しさも味わえます。
Rubyでプログラム書いている人のひとつの目標としてはGem作りはかなりおすすめです。自習でサンプルコード書いたり書籍読んだりも大切ですが、自分で作った何かを公開するっていうのはモチベーション維持にもなるんじゃないかとも思いました。